10月9日(日)に『郷土の食を知る「茶粥会と座談会・講演会」』があり参加しました。
白粥の経験しかなかった私には、興味深く”どんなものかな~”と期待しておりましたが、案外あっさりとした食感に”こんなものか”といささかガッカリ?。
しかし、添え物の梅干し、おしんこ、かまぼこ、煮物等のおかずを食すことにより、茶粥の味が引立ち、気が付けば粥の椀が空っぽになってました。”美味しかった”と感激に侵っていると、なんだか胸のあたりが熱なり、同席の方も同じような感想を文述べられたので、”なる程、活力の源になるんだ”と茶粥の底力を再発見したした次第です。
其の後、意見交換があり、途中から講演を予定せれていた「冨岡典子先生」も同席され、地方の習慣や、祖父母からの伝承による茶粥の体験談等をを拝聴し、食文化や、纏わるエピソード等を興味深く聴かせていただきました。
最後は、「冨岡典子先生」の「大和の茶粥は1300年の食遺産」の講演があり、茶粥の歴史から作り方、地方の特色(伝承により異なる)、東大寺修二会の修行僧が供する”茶粥”「ごぼう」等、知らなかった事象の説明に感激いたしました。
食文化は、後世に伝える義務が私達に課せられている事を知り、茶粥の集い第2弾を期待しています。
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