会員Gさんより、4月30日(土)に行われた鹿背山城跡整備の報告文が届きました。
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本日の整備は城外に車を止め、南東部の筍蹴りを主に行いました。添付写真はあくまでも一部であり、長いものは1m以上に成長した物もあり、併せて倒竹の処理を行いました。斜面には数多くの倒竹が有り時間を掛けての処理が待たれる状態です。来訪者の訪問は興味のある方に限定されると思われる場所ですが、将来的には、貴重な見学拠点になるように頑張って整備をしたいと、考えております。
目立つ筍、倒竹の処理をおこない、本日の主目的のⅡの曲輪の北東側の竪堀の確認に向かいました。Ⅱの曲輪から、120メーター線に沿って斜面を歩き周辺を散策しながら探したのですが中々見つかりません。
根気よく周辺をあるきまわり、探している時にⅯさんの声が聞こえました。「これだ!あった」その場所に行くとなるほど竪堀らしき地形が確認されましたが、周囲は、竹、笹に覆われ整備しなければ解かりづらい状態となっていました。即、周辺の整備に掛り竪堀を隠す障害の除去をおこないました。写真では見づらいかもしれませんが、目視すると間違いないものであるとおもわれます。現在は、土砂の流入で堀全体が浅くなり、面影をのこしているものの、当時の状態は推測されます。この地点は、場外との戦略的拠点としての一部であると、確信しております。
帰路には畝上空堀郡の現状確認を行い、散策路周辺の不要な竹の処理を行いました。昨年に整備を行った場所ですが、その後の竹の成長で著しく景観が損なわれている状態は看過出来ません。来週はこの畝上空堀郡の整備を行ない竪堀の存在価値を高めたいと思っております。
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以上、会員Gさんからの報告でした。
管理人K
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