こんにちは。鹿背山城プロジェクトチームのKです。
11月29日(日)の『鹿背山城なんでも知ろう連続講座②鹿背山城跡整備会』では守る会会員以外の方にもご参加頂いて、鹿背山城跡の草刈りを行いました。
以前の記事で報告しました通り、草藪、笹藪と化して見学に支障をきたしていた曲輪が幾つかありましたが、今回の整備でほぼ全域が見学可能になりました。
11月20日にMさんが草を刈ってくれた曲輪Ⅰ(主郭)では刈草を片付けました。
主郭西側の切り岸直下の横堀状通路や土塁周辺を覆っていた草を刈り、片付けました。スズメバチや巣は見かけませんでした。
草刈り後の様子。この後で刈った草を片付け、さらにスッキリしています。
曲輪Ⅱー3、4、10、11、12を覆っていた草や笹を刈りました。
10については未だ刈り残しがありますが、とりあえず曲輪Ⅱー9を経て大手道に繋がるルートが通行出来る様になりました。この辺りの刈ったままの草は次回の整備時に片付ける予定です。
背の高い笹に覆われ、先が分からなくなっていた『曲輪Ⅱ-10』。
一部に刈り残しがありますが、曲輪の全体が見えるようになりました。
『曲輪Ⅱ-10』と『曲輪Ⅱ-9』を繋ぐ通が見えるようになりました。
今回の整備でほとんどの城道や散策道が通行出来る様になりましたので、12月13日(日)の鹿背山城跡の見学会では鹿背山城の全体構造や様々な防御装置をご覧いただけると思います。
京都府中世城館跡調査報告書③山城編収録の縄張図(部分)に加筆
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