Kさんに電子版の報告書を作ってもらいました。
「アーカイブ」からダウンロードできます。
是非ご覧ください。
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電子版「のろし大実験の報告書」を掲載しました
2015/10/20
— posted by kanri at 07:08 pm
鹿背山城のろし大実験の報告書を発行しました。
2015/9/8
こんにちは。会員Kです。
この度、2月に行った『平成26年度 鹿背山城なんでも知ろう連続講座⑥ 鹿背山城のろし大実験』の実施報告書を発行いたしました。
「鹿背山城のろし」実施の経緯や当日のスケジュール、鹿背山城跡での「のろし」揚げの記録、各のろし観察地の概要や観察結果などを収録しています。
発行部数が100部と僅かな為、ほとんどが関係者への配布用と公共図書館・資料館・団体様等への謹呈用で、一般への販売や配布はしておりませんが木津川市立の図書館 や京都府立総合資料館 (京都市左京区下鴨)で閲覧していただける予定ですので、ご興味を持ってただけましたら是非ともご笑覧下さい。よろしくお願い致します。尚、一部をPDFファイルでダウンロードしていただけるように準備していますので、整いましたら改めてお知らせいたします。
— posted by 小大豆 at 10:23 pm
鹿背山城跡、今後の整備箇所の提案
2015/3/4
こんにちは。会員Kです。
平成26年度の『鹿背山城なんでも知ろう連続講座』がすべて終了し、最近は鹿背山城のろし実験の報告書の作成に取り掛かりました。
29日の役員会にはある程度の状態で持参したいと思っています。
2月22日(日)の鹿背山城見学会は中止になって残念でした。
案内役を仰せつかっておりましたので、この機会に過去の発掘調査成果を再確認し、15日には鹿背山城に籠もってコースや案内の内容を練ってみたのですが、残念ながら活かせませんでした。
来年度、機会があればまた色々と練ってみたいと思います。ところで、久しぶりに鹿背山城を一人で歩き回ってみて、城跡整備のことで幾つか思いついたことなどがありましたので、ここに書いておきます。
会長はじめ会員諸兄にご一考いただければと思います。
私自身が歩き回ってみて、鹿背山城跡の数々の防御施設の遺構を見学する上で、現状で特に残念に思った箇所が3ヶ所ありました。
一箇所目は、主郭Ⅰと曲輪Ⅱ-1の間を北に下る谷にある竪土塁です。
土塁の上から見ても、谷の下から見ても、かなり迫力のある土塁だと思うのですが、現状では土塁上も土塁の下(堀状部分)もシダ類が繁茂し、散策や遺構の観察を妨げています。
竹木に比べて伐採は容易だと思いますので、もう少しスッキリさせるのはいかがでしょうか。
二箇所目は、曲輪Ⅱ-10の平坦面です。
ここは会員諸兄も気になっておられると思うのですが、現状の鹿背山城跡の曲輪では珍しく笹薮に戻りつつある場所です。
まだ歩けないほどの藪にはなっていませんが、土塁や竪堀で囲まれた曲輪Ⅱ群を見学する際には散策ルートにもあたる場所です。
見通しをよくして、散策しやすくする必要があるように思います。
三箇所目は、主郭Ⅰの南西の空堀と土塁が複雑に入り組んだ一帯です。
(単純に『畝状空堀群』という表現が相応しいのかわかりませんので避けます。)
縄張図などを見ながら歩いても、竪堀どうし、あるいは竪堀と横堀との接続状況、土塁の接続状況が複雑なことがわかりますが、現状は竹や草木が視界を妨げ、例えば曲輪Ⅰ-3から見下ろした場合でも、その全容を把握することは困難です。
これだけ複雑で、鹿背山城でも最も工夫を凝らされた防御施設の一つと思える箇所を、視覚的に埋もれた状態にしておくのは惜しいように思います。
会議などの際にも適宜、提案したいと思います。
また、会員諸兄のご意見やそれぞれの整備のアイデアなどを拝聴する機会も頂ければ思います。
— posted by 小大豆 at 12:24 am
木津川市内遺跡発掘調査概報
2015/2/10
こんにちは。会員Kです。
来週末に開催する『平成26年度 鹿背山城なんでも知ろう連続講座⑦』の鹿背山城跡見学会に向け
鹿背山城跡での今までの発掘調査の内容を再確認しておこうと思い
調査報告書を求めて京都府立総合資料館へ行ってきました。
鹿背山城跡では平成25年度までに6次に渡る発掘調査が行われ
その内の5次までは木津川市教育委員会から概報が発行されているのですが
私はまだ1~3次までの概報のコピーしか手に入れておらず
今回ようやく4次および5次の概報をコピーしてきました。
京都府内の公立および一部の大学図書館の蔵書がまとめて検索できる
インターネット上のサービスを使って調べてみたのですが
※京都府図書館横断検索 http://www.library.pref.kyoto.jp/klibnet/index.html
なんと木津川市内の図書館ではまだ所蔵されていないようです。
(もしかしたらオンライン上に繁栄されていないだけなのかも知れませんが…)
幸いにして私は京都市内に暮らしておりますので、気軽に府立総合資料館へ行くことが出来るのですが
もしも本当に木津川市の図書館でまだ所蔵されていないのでしたら大変に残念なことです。
ともかく、機会があれば皆様も是非一度ご覧になって下さい。
木津川市内遺跡発掘調査概報Ⅱ(鹿背山城跡第1・2次発掘調査概報を所収)
木津川市内遺跡発掘調査概報Ⅲ(鹿背山城跡第3次発掘調査概報を所収)
木津川市内遺跡発掘調査概報Ⅳ(鹿背山城跡第4次発掘調査概報を所収)
木津川市内遺跡発掘調査概報Ⅴ(鹿背山城跡第5次発掘調査概報を所収)
いずれも木津川市教育委員会が発行。
そうそう、2月22日(日)の鹿背山城跡の見学会へのご参加お待ちしております。
詳しくはこの公式サイトでご確認下さい。
— posted by 小大豆 at 09:36 pm
鹿背山城からの狼煙が見えた!
2015/2/4
2月1日に『大実験!「鹿背山城からの狼煙を見よう」』は予定通り実施されました。
私は、和束町の木屋峠から三国越林道を観察地点へと向かいました。
観察地点(360m)は鹿背山城跡から約7.5kmで加茂・木津が俯瞰出来る絶景です。ただ、鹿背山城跡(141m)は大野山(203m)の背後になるので見えるかどうか心配でした。が、注意していないとわからない程度ですが定刻に稜線越しにうっすらと白い煙が流れていくのが見えたときは感激でした。
午後からは、中井均先生を講師に公園と観察地からの報告会を行いました。
15箇所の観察地と一般の方の報告があり、中井先生の論評をいただきました。
予想以上の盛り上がりで盛況の内に閉会しました。
ご協力いただいた多くの皆様に感謝です。
課題が見つかりましたが今後検討されていくことと思います。
皆さんに撮っていただいた写真の一部を紹介します。
— posted by kanri at 09:43 am
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