会員Gさんより、12月12日(日)に行った鹿背山城なんでも知ろう連続講座の第2回目、城跡整備体験会の報告文が届きました。
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12月12日は師走月とは思えないポカポカ陽気に恵まれ、整備作業中に上着が邪魔となり、脱がなければ汗をかき、肌に密着し、却って気持ち悪く感じるほどでした。
本日は整備体験として木津川市のⅯさんに参加していただきました。Ⅿさんはスポーツマンシップタイプで、現在は剣道の指導者として地域で頑張っておられるとのことです。
本日の整備は、主郭の西北西にある土橋を挟みむ二重堀切の整備を行いました。この場所はあまり見学者の方も訪れる機会が少なく、会ではあまり重要視していなかった場所です。先週の確認で、倒木、倒竹があまりにも無残な光景に驚き、手入れしなくてはーーと思った次第です。何分にも二重堀切としての文化財的価値のある場所ですので。
作業内容としては、景観を損ねる倒木、倒竹及び繁茂した竹の伐採処理です。倒木の処理は主にチェンソーで切断し、倒竹及び繁茂した竹の伐採は鋸、及び鉈を使いました。処理した廃木、廃竹を集積し、竹の枝(竹の葉付)を重ね、風で飛ばされないように切断した竹幹を重ね、見栄するように積み重ねるのも一苦労です。来週は、縄張り内を巡回し、来年の整備計画を構築する予定です。本年の整備活動は来週が最終日となります。
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以上、会員Gさんからの報告でした。
私も参加しましたので、今回の整備箇所の作業前後の写真を掲載しておきます。作業によって、堀切の奥に周辺の竹を巻き添えにして倒れたコナラの大木が露わになりました。この大木は手に負えそうになく、当面放置することになりそうです。ちなみに、倒木から奥は自然地形の、竹が密生する谷です。管理人K
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