こんにちは。鹿背山城プロジェクトチームのKです。
先日、奈良市埋蔵文化財調査センターで開催中の特別展『近世奈良の開幕ー多聞城と郡山城ー』 を観てきました。
タイトルにある多聞城や郡山城だけでなく、奈良市内や周辺にある、古市城、筒井城、元興寺、奈良奉行所などの中近世の城郭、寺院、町の遺跡での発掘調査成果が紹介されています。
寺院との関わりが深い奈良にも関わらず城郭遺跡から見つかる石仏や五輪塔からの転用石材、歴代の城主それぞれの家紋があしらわれた郡山城の軒瓦、奈良の町の遺跡から見つかる生活や生産、商業に関わる土器類や銭など、様々な出土遺物の実物が展示され、遺跡の写真や解説のパネルも豊富で、戦国時代や江戸時代の奈良や周辺地域の様子の一端を垣間見ることが出来ました。
会期は12月28日(月)までと残り数日、年の瀬で慌ただしくもありますが、あまり時間が無い場合でも展示内容がギッシリつまったパンフレットが無料で頂けますので、木津から車で約15分、是非、足を運んでみてください。
※土・日・祝が休館日ですのでお気をつけください。
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