2月14日「狼煙と鐘の大実験」を予定通り実施しました。
当日の未明まで強風と強い雨が続いて、実施に困難を極めるかと思いましたが8時ごろには雨も上がりほっとしました。
今回は鐘(半鐘)をたたいて、音の伝達範囲の確認も企画に加わりました。
25か所の観察地点で画像、鐘の音が聞こえる聞こえないの報告をしてもらいました。
料理担当の方々の手による豚汁(餅入り)を観測データの報告後においしくいただきました。
午後は場所を変えて、『講演と狼煙鐘の報告会』を行いました。
第一部は中井均先生(滋賀県立大学教授)が「中世の情報伝達方法の狼煙と鐘の音」というテーマで講演していただき興味深く聞きました。
第二部は各観察地点からの報告と、使用した鐘の出所由来を田中淳一郎先生(山城郷土資料館資料課長)が調査して解説してくださいました。
今回もたくさんの方に協力をしていただいて大実験を終えることができました。
動画に撮ることによって、変化していく狼煙の様子がよくわかりました。
特にドローンで撮影していただいたことは、普段見えない角度での煙の状態や山の様子がわかり興味深かったです。
また、メディアによってはパソコンに取り込めないデータがあり、申し訳なかったと思います。
皆様ありがとうございました。
実験のまとめは別途なされますが実験の様子の報告です。
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