こんにちは。会員Kです。
5月25日(日)に行った今年度2回目の鹿背山城跡整備活動に参加しました。
この時期の主な作業は通称『筍蹴り』です。
その名の通り、鹿背山城跡に新しく生えてきた筍を蹴り倒していくという、ちょっと乱暴に聞こえる作業ですが、かなり重要な作業です。
現在の鹿背山城跡のうち、標高120m辺りより低い部分は大半が竹林となっています。
現在のように鹿背山城跡の大部分を快適に散策できるようになったのは、会員諸先輩方が10年以上をかけて少しづつ竹薮を切り開いて整備して来られた成果なわけですが、綺麗に開けた曲輪や竪堀などにも春になれば毎年の新しい竹が生えてきます。
それを放置すれば鹿背山城跡はあっという間に竹薮に戻ってしまいますので、史跡として活かせる状態に維持するためには毎年いたちごっこの如く竹を伐採し続けなければなりません。
しかし当然のことながら、硬く育った竹を切ってそれを邪魔にならないように片付けるというのは大変な作業です。
そこで、『筍蹴り』を行い、まだ生えたての柔らかくて小さな時期になるべく刈り(蹴り)とってしまおうというわけです。
この作業は6月まで続きます。次回の鹿背山城整備活動は6月8日(日)です。
お手空きの会員各位は是非午前9時に鹿背山山麓の西念寺前にご参集下さい。
ご都合に合わせて短時間でもご参加頂けます。
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