前回と同じ場所で続きの作業です。
今朝から冷たい風がつよく主郭や尾根の梢がざわざわと騒いでいます。
作業場所は谷の底になるため風の影響は受けずに作業できました。
予定通りに旧竹集積場まで片づけることができました。
時間が少し早かったので、主郭から西に伸びる尾根を散策することにし、筍を切りながら尾根に取り付きました。
尾根はかつての山仕事の道と思われる道があり感じの良い所ですが、倒れた孟宗竹が所々で道を塞いで簡単に通してくれません。
周りに竹林が現れ左に民家の屋根が見えだしたとき、尾根を分断している道に出ました。
この道を左に下りて行って鹿背山会館に戻りました。(右に行くと木津川の一本松の所に出ます。これは昔から利用されていた在所の道です。)
このなだらかな尾根は鹿背山集落の西の端まで続いてます。
ここをこれを利用して城を攻めたとしても、主郭直下には尾根を分断した2重堀切があり、右側は空堀群が広がり左は急な斜面で北の谷へと落ち込んでいて、なお主郭の櫓台からは尾根を見下ろしてます。
今回の探索でこのルートも攻めがたい事が実感できました。
城内だけではなく、それに続く地形を確認するのも大事な事と思いました。
次回の整備は5月4日、畝状竪堀群周辺の予定です。
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