夏休と9月の雨で2か月余り整備を行ってません。
その上、3つの大型台風の直撃で鹿背山城の状態を心配していた所、数人の方から倒木で大変なことになっていると聞きました。
私も状況を確認するために、鹿背山会館へ行くと活動予定日では無いのに5名の方が整備のために集合、内2名は「精華町ふるさと案内人の会」の方で手伝いに来てくださってました、敬意以外ありません。
作業は、大手道横の竪堀と池周辺整備、西念寺の上を左に入るサブコースの整備の2か所を2チームで行う旨の説明がありました。
私は全山を回ってから合流する旨の了解を得て、それぞれ出発しました。
山の様子は聞いて想像していた以上に荒れていました。
今までは、風が強く吹いた後の楢枯れの倒木は、太い枝の落下、幹が途中から折れて落下するというケースが多かったのですが、今回は根元から折れている大木が目立ち、生木が根返りして倒れています。風の強さを感じられます。
倒木がいたる所で通路を塞いでいるので、見学に行かれる方は十分注意してください。
山歩きに慣れている方は変化に富んで楽しいと思いますが、ハイキング気分での全コース見学は危険です。
メインコース(主郭・曲輪2・曲輪3)は倒木に少し気を付ければ見学できます。
写真1:竪堀と池周辺は竹が倒れこんで錯綜してます。
写真2:主郭虎口直下の倒木、通行には支障ありません。
写真6:主郭北東尾根の付け根。通行困難、十分注意して。(雨でレンズが曇ってしまった)
写真7:北東尾根の東法面から曲輪に倒れこんだ。尾根通行には支障なし。 (レンズの曇りを拭くタオルもずぶ濡れ、効果なし
今朝の天気予報はは午前中曇り午後晴れだったので雨具の用意なしで出発したのですが、主郭を過ぎるころから雨が降り出し薬研堀に至るころ雨脚は強くなりました。
途中で作業中止の連絡をもらったが、残りのコースを回り急いで下山しました。
作業班と西念寺門前で合流して帰路につきました。
皆、ずぶ濡れになり鹿背山会館で休憩していると雨が上がり青空が出てきました。
「精華町ふるさと案内人の会」の方もありがとうございました。ご苦労様でした。風邪など召されぬように。
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